お知らせ

インフォコム、「エマージェンシーコール/Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｐｏｒｔ」の販売を開始
～KDDIとの協業により、SMB市場での事業拡大を目指す～

2009/11/26

インフォコム株式会社（東京都渋谷区　代表取締役社長　吉野　隆、以下インフォコム）は、KDDI株式会社（本社　東京都千代田区　代表取締役社長兼会長　小野寺　正、以下KDDI）が提供する、企業向けSaaS※型ソリューションサービス「Business Port」において、SaaS型緊急連絡/安否確認システム「エマージェンシーコール/Business Port」の販売を平成21年12月１日（火）より開始します。

インフォコムグループは、平成22年３月期を初年度とする新中期経営計画（平成21年５月公表）で、SaaS型ビジネスの積極的展開を「重点分野」の１つと位置付け推進しています。
今回「Business Port」で販売を開始する緊急連絡/安否確認システム「エマージェンシーコール®」は、販売開始以来、大企業や官公庁を中心に200法人（100万ユーザー）を超える豊富な導入実績を有し、BCP※（事業継続計画）の初動体制で先ず必要となる社員の安否確認や、その後の必要メンバーの招集、行動指示等でご利用いただいています。また、最近ではパンデミック※対策としてのニーズも高まっており、今冬、深刻化が懸念される新型インフルエンザ蔓延や強毒化に備え、社員の体調管理や指示連絡などの用途で活用が注目されています。

「エマージェンシーコール/Business Port」の提供は、KDDIの基盤を活用する事により、今後SaaS型のシステムが広く普及していく事が見込まれるSMB※市場での「エマージェンシーコール®」の事業拡大を目指すものです。

インフォコムグループは、今後も「エマージェンシーコール®」をはじめとする当社グループのSaaS型ビジネスの積極的な展開・拡販を図り、更なる事業拡大を目指して参ります。

用語解説

BCP（事業継続計画）

business continuity planの略。企業が災害や事故等に遭遇し、通常の事業活動の継続が困難となった場合に、事業資産の損失を最小限に止め、必要な業務を柔軟に継続させ、できる限り早期に事業活動上重要な事業、機能を復旧するために、平常時の計画、準備や緊急時の方針、対策、手段を取り決めておく経営計画及び一連のプロセス。

KDDI「Business Port」（http://www.bzport.net/）

KDDIの法人市場におけるSaaSソリューションの総称。複数のアプリケーションを連携するための統一プラットフォームをベースとし、メールやスケジュール機能を統合したコミュニケーションウェア「KDDI Business Outlook」と、協業パートナーが提供するSaaS型アプリケーションで構成される。

SaaS

Software as a Serviceの略。システム・ソフトウェアの機能をユーザが必要とするものだけをサービスとして配布し利用できるようにしたソフトウェアの提供形態を示す。

SMB

Small and Medium Businessの略。中堅・中小企業。

緊急連絡/安否確認システム「エマージェンシーコール/Business　Port」（http://www.bzport.net/app/app004.html）

社員の安否確認や緊急時の社員招集連絡等を行うシステム。10ヶ所の緊急連絡先を登録でき、迅速な連絡と状況確認が行える。最近では、自然災害時のＢＣＰ（事業継続計画）の初動対応だけでなく、新型インフルエンザ対策で、社員の体調管理や指示連絡等でも使用されている。

パンデミック

感染症や伝染病の世界的規模による同時流行により、多くの感染者や患者が発生する事。感染爆発とも言う。