メールマガジン

【エマージェンシーコール】メールマガジン2017年3月号!

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 エマージェンシーコール・メールマガジン2017年3月号
  ~安否確認のエマージェンシーコール/情報共有のBCPortal~
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 いつもご愛読ありがとうございます。新規登録の方、初めまして。

 東日本大震災が発生した日から、今年で6年が経ちました。
道路、施設、交通などのインフラ復旧は予定の8割~9割が完了してい
ます。
 これからいよいよ、本格的な住まいの移行や産業の復興フェーズに
入るそうですが、生活基盤を変更したため元の町にもどらない人、
りたいが家や店の再建に目処がたたない人など、町の再興に向けて
まだまだ問題が山ほどあります。
 最近、普段の報道がめっきり少なくなりましたが、明日は我が身か
もしれない被災地のことを忘れずに微力でも継続的な支援をしてい
必要があると感じました。

 それでは、エマージェンシーコール・メールマガジン2017年3月号
をお送りいたします。


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            INDEX
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 (1)2月の地震、津波、火山、事故についての情報
 (2)危機管理あれこれ(~巨大地震の発生に備えて~)
 (3)From the Support Team
    (携帯電話のメールに緊急連絡メールが届かない)
 (4)イベント・セミナーのご案内
 (5)危機管理ポータルサイトUpdate
 (6)次号予告/編集後記


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 (1)2月の地震、津波、火山、事故についての情報
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◆震度4以上の地震発生状況

2017/02/19 18:19 震央地名:千葉県北東部 最大震度:4 (M5.4)
          主な被害状況:内閣府発表はございませんでした。
2017/02/27 00:03 震央地名:福島県沖   最大震度:4 (M4.9)
          主な被害状況:内閣府発表はございませんでした。
2017/02/28 16:49 震央地名:福島県沖   最大震度:5弱(M5.7)
          主な被害状況:内閣府発表はございませんでした。

◆津波情報の発表状況

2月の発表はございませんでした。


◆火山の噴火警戒レベルの発表状況

2017/02/07 14:00 阿蘇山
          噴火予報(警報解除)
2017/02/14 18:00 西之島
          噴火予報(警報解除)
2017/02/24 11:00 薩摩硫黄島
          噴火予報(警報解除)

◆事件・事故

特になし


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 (2)危機管理あれこれ
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~巨大地震の発生に備えて(その2)~

先月に引き続き、今月も「巨大地震の発生に備えて」をお送りします。
今月は、「連絡」、「帰宅」、「ライフライン」、「鉄道」の切り口で
進めていきます。
オフィスやご自宅で巨大地震に遭遇したことをイメージして
お読みください。
そして、未対策のものがありましたら、是非対策をお願いいたします。

※「減災に向けて」の「●」印は事前準備、「・」印は
 発災時対応を想定しています。


■連絡 --------------------------------

【こんなことが起こる】
・固定電話、携帯電話は網輻輳となりつながりにくくなる
・オフィス間の連絡が取りづらくなる。

【減災に向けて】
●電話、メール、掲示板など連絡方法をいくつか決めておく。
 SNSが繋がりやすいと言われますが、セキュリティーの確認をしておく必要
 がある。会社によっては一般的なSNSの利用を禁止している会社もある。
 BCPortalには、災害時の情報共有をサポートするSNSグループトークがございます。
 http://www.infocom-sb.jp/bcportal/

●災害時に携帯各社など災害用伝言板が公開されるので、あらかじめ家族と
 話し合っておく。
 エマージェンシーコールの伝言板機能を利用して連絡をご家族と
 連絡を取り合うことも可能です。
 http://www.infocom-sb.jp/emc/option03.php

  ・NTTドコモ
   ・メッセージ確認⇒(日本語)http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi
            (英 語)http://dengon.docomo.ne.jp/Etop.cgi
   ・アクセス方法⇒iMenu→災害用安否確認→災害用伝言板/dメニュー
           →災害用安否確認→災害用伝言板
  ・AU
   ・メッセージ確認⇒(日本語・英語)http://dengon.ezweb.ne.jp/
   ・アクセス方法⇒EZキーボタン→トップメニュー
           →災害用伝言板/メニュー画面→アプリ→au災害対策
           →災害用伝言板
  ・SoftBank
   ・メッセージ確認⇒(日本語・英語)http://dengon.softbank.ne.jp/J
   ・アクセス方法⇒メインメニュー→サービス→災害用伝言板


■帰宅 --------------------------------

【こんなことが起こる】
・歩道に人があふれて歩きにくくなる。
・駅など人が集まる場所は混雑して収拾がつかない場合が想定される。
・帰宅ルートの道が破損していたり、火災が発生している場合がある。
・革靴で歩くのは10km程度が限界と言われている。余震が続き建物が崩壊
 していると考えれば、非常に危険。

【減災に向けて】
●帰宅ルートについては、事前に地図を見て考えておく。
 可能であれば実際に歩いておくと安心。
 途中に危険な個所がないか、休める場所がないか、トイレはあるな
 事前に地図上に記入。
●帰宅ルートは、幹線道路や道幅の広い道路を選ぶ。
 緊急車両が通るので、じゃまにならないように注意。
●帰宅時に携行する物も事前に準備しておく。
●自宅まで距離がある場合には途中の宿泊場所も考えておく。
●駅など混雑が予想されるところは、帰宅ルートから外しておく。
●帰宅して対応する者、オフィスにて対応する者などBCP実行時
 体制の調整を考えておく。
●自宅などから業務対応可能なサテライトオフィス環境の構築も検討。
・すぐに移動することを避け、まずは安全な場所にとどまる。
・帰宅ルートに関する正しい情報(道路や火災の状況など)を収集に努める。
 道路が損壊していたり、火災が発生している場合には迂回ルートを考える。


■ライフライン ----------------------------

【こんなことが起こる】
・発災直後にライフラインが停止。
・ライフラインの復旧に時間がかかる。(東日本大震災の実績)
  ・電気(1週間後95.6% 稼働 )
  ・水道(3週間後99.0% 稼働 )
  ・ガス(5週間後99.0% 稼働 )
・仮に家の被害が少なく戻れたとしても、ライフラインが復旧されていないため、
 通常の生活が困難な可能性がある。
・水の供給が停止のためトイレの水を流すのに苦慮する。また、下水が壊れて
 いると水の供給が始まっても、水が流せない。

【減災に向けて】
●カセットコンロ、水、ランプなどライフラインの代替え手段を用意しておく。
●簡易トイレを準備しておく。
・避難前には忘れずガスの元栓を閉めて、電気のブレーカーをOFFにする
  → 通電火災防止


■交通 --------------------------------

【こんなことが起こる】
以下は、東日本大震災発生時の仙台市の一部の鉄道の状況を記載しました。
ご参考にしてください。

・仙台空港鉄道(仙台駅と仙台空港駅間の17.5km)
 -被害
  ・駅舎内の照明器具等が大きく破損して落下
  ・指令室や電気設備など中枢部分は津波による冠水で使用不能
  ・トンネルは津波のため完全に水没し、瓦礫におおわれた
  ・軌道の構造が異なる部分で横方向にずれが生じた
 -復旧
  ・津波被害を免れた区間は、震災4か月半後に部分開業
  ・津波被害を受けた区間は、震災6ヶ月半後に全線運転再開
  ・再開まではシャトルバスによる運行を併用

・仙台市地下鉄(南北線:泉中央駅~富沢駅間(14.77km)
 -被害
  ・橋脚およそ50 本が大きく損傷した。
  ・耐震補強をした柱には損傷はなかった。
  ・電気設備は、電車線の地上部においてハンガー等の脱落
  ・駅舎内の照明器具等が大きく破損して落下
  ・レールの上下方向や水平方向の歪みが確認された。
 -復旧
  ・運行の障害となるような大きな損傷被害がない部分は、
   震災3日後より再開
  ・土木構造部分の復旧は1ヶ月半後に完了し、全線運転再開
  ・再開まではシャトルバスによる運行を併用

【減災に向けて】
●震災発生時にあわてないように、利用している交通機関の災害対策を
 確認しておく。
・通勤中に震災が発生した場合は、鉄道職員の誘導に従って安全を確保する。


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 (3)From the Support Team
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<How To>安否確認システム エマージェンシーコール~<How To>

~ 携帯電話のメールに緊急連絡メールが届かない ~

今月は、訓練実施時によくお問合わせいただく「メールが届かない
問題について、メールシステムの確認ポイントとして考えられる事項を
ご案内させていただきます。

【原因1】メールアドレスに誤りがある。
 見慣れたメールアドレスであっても、本人が気付かないうちに
 誤字を入力してしまうことがあります。
 再度、メールアドレスを確認してみてください。

【原因2】メールBOXがいっぱいになっている。
 携帯電話の機種によっては、メールBOXの受信できる件数に
 制限が掛かっていることがあります。
 この場合、制限の件数を超えるとメールの受信が一切できませんので、
 メールBOX内にあるメールを削除する必要があります。

【原因3】メールサーバでメールが止まっている。
 圏外にいる場合や、携帯電話の電源を切っていると、メールが
 携帯会社のメールサーバで止まってしまうことがあります。
 その場合は、「新規メール問い合わせ」を行いますとメールサーバ
 止まっているメールを、受信することができます。
 また、携帯電話の設定にも、「新規メール問い合わせ」を行わない
 メールを受信しない設定があります。
 この場合も、上記と同様の操作で、受信することができます。

【原因4】迷惑メール対策を行っている。
 携帯電話に悪質なメールや、見知らぬ人からメールが届かないよう
 「迷惑メール対策」の設定があります。
 この設定を行いますと、エマージェンシーコールからの連絡メール
 受信できなくなる場合があります。
 この場合には、迷惑メール設定をしていても、予め設定したメール
 アドレスからのメールは受信できる設定がありますので、
 エマージェンシーコールのドメイン名、またはメールアドレスを
 設定してください。
 例えば、
  ・URL付きメールの拒否設定(URLリンク規制)
  ・メールの拒否設定
                           etc.

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 (4)イベント・セミナーのご案内
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(1)【エマージェンシーコール・BCPortalご利用企業様限定】
     新「通知サービス」のご説明会

   [会場・開催日時]

   ■東京(インフォコム株式会社 原宿本社5Fセミナールーム)
    ・2017年4月13日(木)14:00~16:00(受付開始 13:30)

   ■名古屋(名古屋プライムセントラルタワー13階 第2会議室)
    ・2017年3月17日(金)14:00~16:00(受付開始 13:30)

   ■名古屋(愛知県産業労働センター13階 ウインクあいち1307会議室)
    ・2017年4月27日(木)14:00~16:00(受付開始 13:30)

   [主 催] インフォコム株式会社
   [定 員] 各日程30名[事前申込制]
   [参加費] 無料


   詳細・お申込みは、以下のURLへアクセス願います。
   http://www.infocom-sb.jp/news/2017/01/bcportal.html

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 (5)次号予告/編集後記
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 エマージェンシーコール・メールマガジンを最後まで
お読み頂きまして誠にありがとうございます。
 次号の4月号では、「災害時のこころのケア」
をお送りいたします。
来月号もご愛読の程、宜しくお願いいたします。


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 インフォコム株式会社 危機管理メルマガ担当
 〒150-0001
 東京都渋谷区神宮前二丁目34番17号 住友不動産原宿ビル
 TEL:03-6866-3470 FAX:03-6866-3940
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