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2014
09/30

デング熱

ともみさん(長女)の記事

以前のブログで、人間を殺す生物の1位が「蚊」で年間725,000人という話をしましたが、この夏はデング熱と言うキーワードが盛んに取沙汰されました。毎年、海外への渡航者が戻ってきた時に200人以上の人が感染しています。今年話題となったのは、渡航歴のない人が国内で感染したという事でした。近くの病院でお聞きしたところ、デング熱かどうかは専門の病院でないと、判断が出来ないので、症状が悪化した場合しか見つける事が難しいそうです。今回最初に発見されたのは、お医者さんのファインプレーだったという事です。 蚊が増えてきているのは、日本が亜熱帯化してきているという事もあるでしょうが、蚊の対策をきちんとしていなかった事もあると思います。 テレビを見ていると、デング熱騒ぎで、大慌てで殺虫剤を散布している姿が放送されていましたが、本当にそれで良いのでしょうか?海外では、殺虫剤を撒くと、蚊を食べる天敵の益虫を殺してしまうので、よけいに蚊が増えてしまうという事も言われています。最近、赤とんぼが絶滅の危機にさらされていると言う話がありますが、農薬の散布などがその原因の一つとも言われています。また、人からは忌み嫌われる蚊ですが、生態系の一つである事には間違いないので、もし、蚊が絶滅すると生態系のサイクルが狂い、どのような事態になるのかをしっかりと研究する必要がありそうです。

モスキート.jpg

では、対策はどうすればよいのでしょうか?昔から良く言われている事には、ボウフラの駆除があります。 空き缶や古タイヤなどの少しの水でボウフラは繁殖します。池や水たまり、排水溝など、蚊は10日間で卵から成虫になりますので、少しの間でも爆発的に増えるのです。

1.池には魚を放す。

2.空き缶や古タイヤなど、ごみは出さない。

3.藪などは手入れをして、庭木は剪定します。

まあ、こんな昔から普通に考えられる対処が正解なのかもしれません。

海外での事例など、もっときっちりと勉強すべきなのでしょうね。 昔はそんな蚊にさされるような場所で何十人も走り回っているなんて光景もあまりなかったのでは? アース製薬さんのホームページによると、やぶ蚊(ヒトスジシマカ)は昼から夕方にかけて吸血するそうです。ですから、ランニングは朝にすれば、蚊もお休みしているので、刺されないという事になりますよね。蚊の主食は花の蜜などの糖分で、雌だけが産卵の為に吸血するそうです。

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