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2016
11/30

BCP/防災・訓練について

おとうさんの記事

お客様から、訓練についての質問を受ける事があります。「防災訓練をやれと上司から言われたのですが、どんな訓練が効果的なのでしょうか?」そんな時には、「どういう目的でどなたの為の訓練をされようとしているのでしょうか?」と逆に質問をさせて頂きます。訓練は目的をしっかりと考え、どういう手法を使うのかという事を選択しなければなりません。

一言で訓練と言っても、目的に応じて訓練のやり方が変わります。例えば、下の表のように3つの種類があります。

Drill

実動訓練

決められた通りに行動する

Exercise

模擬訓練

応用力を身につける

Learning

教育訓練

能力を身につける

Drill ドリルだと、何度も何度も繰り返して、身に付くまで反復練習をする事で使えるようになります。たとえば、安否確認訓練などがこれに当たります。一年に一度くらいだと、なかなか身に付きませんので、出来るだけ数多くやることが必要です。

災害発生時の初動の訓練としては、災害対策本部立上げ訓練やモックディザスターなどの模擬訓練などがあります。

次に、誰が対象なのかによって訓練の種類が変わります。

対象者

訓練内容

訓練名

一般社員

e-Learning、集合教育、避難訓練

防災訓練(サーキットトレーニング)

自衛消防隊

消火訓練、避難訓練、救護訓練

消防隊技能訓練、編成訓練

災害対応チーム

模擬訓練

ウォークスルー、モックディザスター

災害対策本部

意思決定訓練

クロスロード

災害対策本部の本来の目的は、さまざまな情報から必要な正しい情報だけを抜き出して、分析をして指示を出すということです。

その為には事前にどういう情報が必要なのかを洗い出しておく必要があります。大規模災害になった場合、被害が大きく声も出せないという事業所が一番救援が必要であるのに、情報がたくさん来る事業所に力をかけてしまうという事が起こりえます。そうならないように、災害対策本部は、声なき声を拾えるような体制を作らなければなりません。

対象者と目的が決まったら、指標とやり方を考えます。

日本語では訓練と言えば実働訓練も模擬訓練も教育訓練も全部を指していますが、やり方はそれぞれが違います。

Drill は何度も繰り返して、体に覚えこませる。Exercise は、応用力を身につける、Training は、能力を身につけると言った具合です。

また、訓練は下のように、AETEのサークルを回していく事が大事です。

AETE1.jpg

AWARENESS = 意識を高める

EDUCATION  = 教育をする

TRAINING   = 型を覚える

EXERCISE   = 試合、テスト

Awarness は気づきを与え、問題意識を持っていただく事が大事ですから、予定調和の訓練だと意味がなく、これではいけないという危機感を持って頂く事も重要な役割です。

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