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2015
07/15

熱中症を防ぐ3つのポイント

おかあさんの記事

7月15日、現時点の東京では、まだ、梅雨明け宣言が出されていませんが、気温はどんどん上がっています。まだ、体が暑さに慣れておらず、熱中症になる危険性が高まっています。そのため、熱中症への十分な対策が必要です。なぜ、この時期に気温が上がっているのでしょう。それは、ちょうど台風11号が南から暖かい湿った空気を送り込んでいる上に、日本列島が高気圧に覆われているという状態が続いているからです。一方で日本海側では、山から熱風が吹き下ろすフェーン現象も起きています。

厚生労働省によると、熱中症の中でも、住宅内熱中症が増えています。2010年(平成22年)のデータですが、熱中症で亡くなった方の熱中症発生場所では、家(庭を含む)が全死亡者数の約45%と、最も高い割合であることが分かっています。

 

熱中症はどのようにして起こるのでしょうか?これをきちんと把握しておけば、熱中症を防ぐことが出来ます。

1.環境

  ・気温が高い

  ・湿度が高い

  ・風が弱い

  ・熱がこもっている

  ・熱波

2.からだ

  ・暑い環境に体が対応できない。

  ・糖尿病や精神疾患

  ・低栄養状態

  ・下痢やインフルエンザなどの脱水症状

  ・二日酔いや寝不足

  ・高齢者や乳幼児、肥満

3.行動

  ・激しい運動

  ・屋外作業

  ・水分補給不足 

熱中症.jpg

もし、熱中症を疑う症状が出てしまったら?

  熱中症を疑う症状とは(めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量発汗・頭痛・けいれん・吐き気・嘔吐) などです。このような症状が起こった場合、意識がなければ、すぐに救急車を呼びます。(意識がないのに無理に水を飲ませない)意識があれば、涼しい場所へ避難し、服をゆるめ体を冷やします。(脇や首筋、ふとももの付け根を集中的に冷やします)水分を自分で取れる状況であれば、水分・塩分を補給します。自分で水分が取れない状態であれば、医療機関へ行って下さい。医療機関へは必ず付き添い、下記のことを医師に伝えて下さい。

 

•持病の有無とその程度、治療内容は?
•作業・スポーツなど開始前の体調は?
•どんな環境で(場所、気温、湿度、風速など)
•何をどの程度(作業強度と時間長さ)行ったか?
•倒れた時の様子はどうだったか?
•水分や塩分の補給は?冷却法の程度は?
•応急処置をした後に症状は改善?悪化?

 

暑い時に、無理な運動をやる事は体に大きな負担がかかるだけでなく、大事故につながる危険性があります。

十分に注意をして、こまめな水分・塩分補給と体調管理を行いましょう。

生ビールやアルコール類は利尿作用があると共に、体温を上げてしまいますので、熱中症になる危険性がありますので、特に気をつけましょう。

 

出典:環境省 熱中症予防情報サイト

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