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2014
03/14

防災カードを作ろう!その5

その他

5.避難判断をする
地震や災害時には、住居の倒壊やビルの倒壊、火災、洪水、津波など、避難を余儀なくされる場合があります。そのタイミングを逃すと、孤立したり取り残されたり、2次災害で被災する可能性が高くなります。いつどうやって、どこへ逃げればよいのでしょうか?また、その時の注意事項は何があるでしょうか?

帰宅困難者不可.jpg原宿中学校.jpg

写真のように東京都内では、小学校や中学校などで、帰宅困難者は利用不可という看板が今月から貼り出されています。

小学校や中学校はその地域の住民の避難を考えており、帰宅困難者は対象外です。それでは、帰宅困難者はどこへ行けば良いのでしょうか?写真のように「帰宅困難者支援(受入)施設へ」とあります。これは、普段から知っておかなければ、命からがらやっと小学校に来たのに、別の所まで行けという事です。無駄足とならないよう、平素から知っておく必要があります。

いつどうやって逃げるか?
すぐに避難しなければいけない状態とある程度じっとしていた方が安全な場合があります。

すぐに避難しなければいけない状況とは
1.火災が発生した場合で、避難しなければ危険な場合。道路で車が炎上した時は、それが拡大した場合。
2.家屋が倒壊した、もしくは倒壊の危険がある場合。
3.地域のコミュニティや自治体などが危険と判断した場合。
4.避難勧告がある時(放送や連絡網を聞き逃さないようにしよう)
5.がけ崩れ、山崩れ、土砂崩れ、土石流、火砕流、雪崩、洪水、津波など危険が予想されるとき。
避難前のチェック
1.電気のブレーカーを落としておく。
2.ガスの元栓を締める。
3.戸締りが出来ているか?
避難時の注意
1.広い道を選択する事、塀のそばは倒れてくる事があります。
2.なるべく普段使っている道を通りましょう。
  洪水の時は、側溝にはまらないようになるべく道の真ん中を通りましょう。
3.運動靴を履いて逃げること
4.風下は火災の被害がある可能性があります。風上に逃げましょう。
5.非常持ち出し袋は平常時から準備しておきましょう。避難の時は持って逃げましょう。
6.駅などの群衆が集まる場所は危険な場合があります。

どこへ逃げるか?
1.一時避難場所 近くの安全な場所(公園、空地、学校など)
2.広域避難場所 火災が拡大した時は自治体等が指定した広域避難場所
3.避難所    自宅が被災し滞在不能になった場合、小中学校に開設される避難所に避難。帰宅困難者は使用できません。
4.津波避難場所・津波避難ビル等 津波浸水予想地域で住民等が緊急避難。退避出来るように準備した場所。

 

これら、避難する場所はあらかじめ決めておく必要があります。家族の場合は、平常時からどこへ避難するかを
話し合いしておくだけでも安心です。その場合、一カ所ではなく、こちらがだめならこちらと数カ所を順番付をしておけば
より安心ですね。


次回は、6.安否確認をする を考えましょう。


 

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