危機対応は安否確認、情報収集、報告・連絡・相談手段の強化が必要
インフォコムは、1995年以来、安否確認システムの提供を通して自らの運用経験や多くのお客様からご意見を頂くことにより、危機管理対応に関するノウハウを蓄積してまいりました。
この経験を通して、危機発生時にお客様に円滑な対応を実施していただく為には、従業員の安否確認と指示事項の伝達を行う「安否確認システム(エマージェンシーコール)」だけでなく、以下のソリューションの提供が必要と考えました。
益々、多角化、複雑化する危機管理において、危機発生時に従業員が円滑に対応するためには、ICT利用を前提としたBCP(事業継続計画)の構築と継続的な訓練実施による従業員の危機対応能力のレベルアップが必須となります。
「情報管理ポータルシステム BCPortal®」、「緊急連絡/安否確認システム エマージェンシーコール®」をはじめとしたインフォコムの危機管理ICTサービスは、お客様のBCP(事業継続計画)と融合して、災害・事件・事故の発生~初動対応~事業継続対応の迅速化を総合的に支援いたします。
いざという時に機能するBCPの訓練はできていますか?
発災時、危機対応チーム(CMT)は的確に行動し、BCPを元に初動対応を進めていく必要があります。そのためには日頃から定期的にBCP訓練を実施することで、有事に備える必要があります。
インフォコムでは「モックディザスター演習」などの出張セミナーにより、策定したBCPの課題を抽出し、メンバーの危機管理に対する意識を高めるとともに、貴社のBCPにICTをどのように組み込むかを支援・アドバイスいたします。
CMTの初動対応項目 | 対応内容 |
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発生事象の調査 | 緊急事態の状況把握と分析 |
被害状況の把握 | 自社被害の状況、インフラや関係会社の状況など |
災害対策本部の立上げ | 災害対策本部の必要性を確認 |
参集の指示 | 関係者への指示 |
安否確認 | 従業員の安否確認 |
被害状況の報告 | 経営層に対しての状況報告 |
発災時の初動対応として必要なことの一つに「従業員の安否確認」があります。
しかし、発災直後は通信回線が混雑し、なかなか連絡が取れなくなります。そのような状況で従業員、または従業員の家族の安否を確認するのは容易なことではありません。
インフォコムのエマージェンシーコールは、固定電話、携帯電話、スマホアプリ、携帯メールなど様々な媒体を組み合わせて、従業員の安否を繰り返し確認し続けます。
また、スマートフォンで利用できる「防災カードアプリ」もご用意しています。合わせてご利用ください。
全国各地にある拠点・営業所・店舗などの現場状況を、発災の混乱の中で収集することは容易ではありません。
BCPortalにより、社内の現場状況はもちろんのこと、自然災害状況、インフラ状況など、事業継続活動に必要な情報を集約することができます。
休日や夜間などメンバーが自宅にいる、通信網が輻輳していてメールや電話が使えない、交通網が混乱していて出社できないなど、危機発生時に円滑なコミュニケーションを行うことは容易ではありません。
BCPortalにより、離れた場所にいるメンバー同士が簡単に報告・連絡・相談を行い、迅速に意思決定できる環境をご提供します。
事業継続活動を迅速・円滑に実行するには、対策本部(経営層)で意思決定された情報を、従業員はもちろんのこと、従業員のご家族、取引先などの様々なステークホルダーに伝える手段を確保する必要があります。
BCPortalにより、伝達する相手に合わせた柔軟な情報共有を行えます。
災害用の備蓄品を選ぶ上で重要なのは防災グッズにまつわる知識や情報をきちんと理解して本当に必要で有効なものを揃えることです。 インフォコムでは、防災士が勧める「備蓄品」、スマホ等の充電に有用な「非常用充電池」、毛布と担架が一体となった「もうたんか」など、帰宅困難対策に向けた課題を解決する商品をご提供いたします。